野菜は食べる必要があるか?「1日350gが健康」は根拠がない目標値でしかない

野菜は食べる必要があるか? 食事・栄養

健康のために野菜を食べた方がいいと語られることが多いですし、一般的にもそういうイメージが定着してます。

ただ、元々あまり野菜が好きではないのもあって色々調べてみてた結果、個人的には「野菜なんて食べなくてもいいんじゃない?」と思ってます。

理由は以下。

  • 1日350gに根拠はない
  • 野菜だけで必要な栄養をとるのは無理
  • 全く野菜を食べない人種もいる
  • 野菜を食べないトップアスリートもいる

子供に野菜を食べさせたい全国のお母様方と、野菜農家さん達に怒られそうですが、「野菜は無理してまで食べる必要はない」という理由をまとめます。

野菜350gに根拠はない

テレビや雑誌でよく語られるのが「野菜1日350g」論です。

この数字は厚生労働省の健康日本21の目標値から来ています。

また、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられているが、特定の成分を強化した食品に依存するのではなく、基本的には通常の食事として摂取することが望ましい。これらの摂取量と食品摂取量との関連を分析すると、野菜の摂取が寄与する割合が高く、平成9年で成人の野菜の1日あたりの平均摂取量は292gであるが、前述の栄養素の適量摂取には、野菜350~400gの摂取が必要と推定されることから、平均350g以上を目標とする。

https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b1.html

箇条書きにすると以下。

  1. 健康・適正体重の日本人を増やしたい
  2. ビタミンとか必要
  3. 食事から摂取した方がいいよね
  4. 食事の中でもビタミンは野菜だよね
  5. 野菜の摂取量は平均292g
  6. じゃあ350gを目標にします

つまり、明確に決まっているわけではないのです。

そもそもですが、食事の目的は栄養を摂取することなのに野菜の量で語るのがおかしな話です。

  • キャベツ350g
  • ニンジン350g
  • ホウレンソウ350g
  • ブロッコリー350g

これらは全部含まれる栄養素が違います。

それなのに「野菜350g」という表現をするのが無理がある。

数字を指定するなら

  • ビタミンBを〇mg
  • ビタミンCを〇mg
  • ビタミンAを〇mg

とするべき話です。

それにビタミンミネラルは野菜だけでなく、肉やフルーツにも含まれます。

ということで、結果的に栄養をどれだけとってるかが重要なのであって、野菜を食べたかどうかはどうでもいいのです。

野菜で必要な栄養素を摂取するのは無理

仮に「野菜で栄養をとるのがいい」とした場合でも、やはり色々と無理があるよねという話。

食べる量の問題

野菜350g論が正しいとしても、1日に350gを食べるのはなかなか難しいです。

キャベツやレタスが1玉400~400gくらい。

350gって結構多くないでしょうか。

コンビニで袋で売ってるカット野菜は、1袋100~150gくらい。

毎日3袋食べられますか?

野菜が好きで、野菜を主食のようにガツガツいける人であれば食べられるかもしれません。

ただ、野菜を食べることで肉や米が食べられなくなったら栄養管理の目的においては本末転倒です。

含まれる栄養素がわからない

野菜って「どれに何の栄養がどれだけ含まれているのかがわからない」という問題があります。

同じ野菜であっても、生産地や収穫時期で含まれる栄養素が変化するので、狙って栄養をとるのは不可能です。

野菜の組み合わせが難しい

野菜は複数種類を組み合わせて食べないといけません。

例えばキャベツだけで全部の栄養は取れませんよね。

目的とする栄養をとるために、どの野菜を何グラムずつ食べたらいいか判断するのは不可能です。

値段が高い

野菜の値段高いですよね。

人間が生きる上で必要な栄養(カロリー)をとるには、肉や魚、米のほうが大事です。

それに加えて野菜もしっかり食べようとすると食費がかかります。

肉か野菜かだったら肉を買うのが優先です。

野菜を食べない人間の例

有名なのがイヌイットの人たち。

野菜を食べないというか、氷雪地帯なので野菜も果物も存在しないところで生きています。

もちろん、その代わりに生肉を食べることでビタミン類を摂取しているという理屈はあります。

他にも、文化や風習によって野菜を食べないとか、逆にヴィーガンの人は肉を食べないとかあります。

人間という種で考えれば「必ずこれを食べなければいけない」というものはありません。

雑食の生き物なので、特定の何かを食べなくても、他の食べ物で栄養を補えればいいわけです。

野菜を食べないアスリートの例

健康を目指すのであれば当然注目すべきなのが、健康の上位互換にいるアスリートの存在です。

  • 中田英寿(サッカー)
    →野菜嫌い
  • イチロー(野球)
    →野菜嫌い
  • 内村航平(体操)
    →チョコばかり食べる
  • 宇野昌磨(フィギュアスケート)
    →野菜嫌い、肉ばかり

野菜が嫌いだったり、偏食家のアスリートは結構います。

野菜を食べなくても健康どころか、オリンピックや世界で活躍できるレベルの肉体作りとパフォーマンスを発揮できるのです。

こういう例を見ても野菜の必要性は薄れませんか?

マルチビタミンミネラル+野菜が最適解

野菜で栄養を補えていると思って、一切サプリメントをとってない人のほうが心配です。

上に書いたように野菜だけで栄養をとるのは難しいので、おそらく野菜だけでは栄養が不足しているでしょう。

もちろん野菜を食べることは否定しません。

食べられるなら食べた方がいいけど、無理して食べるほどではない。

マルチビタミンミネラルのサプリメントは取った方がいい。

とはいえ、サプリ飲んでるから野菜は必要ないかというとまた別の話です。

サプリメントと野菜の栄養は違うという見解もあります。

また、サプリメントは人間がわかっている成分でしか作られないというデメリットがあります。

例えば、昔は5大栄養素だったのが、途中から食物繊維の重要性が認められて6大栄養素になったり。

ほか、リコピンとかポリフェノールとかのファイトケミカルもここ何年かで重要視されてきたものですよね。

つまり、「まだ人間が知らないけど必要な栄養素」というものが自然のものに含まれている可能性も大いにあるわけです。

そして人間は雑食動物ですので、色んな食べ物から栄養を摂取することで必要なものが満たされるようになってます。

ですので、食べられるなら色んなものを食べた方がいい。

まだ科学で証明できていないものや、発見できてないものもあるので、人間がつくれるサプリだけでいいとは言えません。

結論としてはマルチビタミンミネラルのサプリを毎日ちゃんととった上で、野菜は無理のない範囲で食べるのが最適解だと考えます。

野菜の必要性まとめ

同じビタミン量を取るならサプリメントの方が安いし、毎日取れるんですよね。料理しなくていいし。

サプリを飲んで、あまったお金で野菜を食べたらいいのではないでしょうか。

あ、もちろん野菜が好きな人はどんどん野菜を食べましょう。

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