チン毛の処理に関してネットで調べてみたんですけど、「お前、絶対チン毛処理したことないやろ」というクソ記事ばかりが並んでました。
適当な情報を流しやがって、大事なチンに何かあったらどう責任取るつもりだと問い詰めたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
ということで僕が記事にすることにしました。
色々検証した結果として、処理の選択肢は以下の2つ。
このどちらかです。
それ以外の方法はダメです。
理由を解説しますのでお付き合いください。
ちん毛処理のための前提知識と認識の統一
この後の文章をスムーズに読んでもらえるように、言葉の定義とか「チン毛」ってどの部分のこと言ってるの?というところを共通確認出来るようにしておきます。
VIO(ブイ・アイ・オー)について
下半身の脱毛・除毛の話になると必ずVIOという言葉が出てきます。
「この辺の毛を〜」だと言いづらいので、脱毛業界が部位を示せるように作り上げた言葉らしい。
この後、「Vラインが〜」という言葉を使うと思うので先に説明。
Vラインとは、陰部の上〜ヘソの下のゾーン。正面から見てみえる範囲の毛のこと。
小中学生が「毛が生えた」と言ったときは、一般的にVラインの毛のことを指しますね。
Oラインは、要は肛門周りのこと。
「ケツの穴の周りの毛」→「Oライン」の一言で済むので便利 。
覚えてお起きましょう。
で、問題はIライン。
女性の場合は、文字で表現されたようにIラインっぽい感じのラインがありますが、男性の場合は何ラインかよくわからないものがぶら下がってますね。
棒状だからIラインだと言うこともできそうな気がしますが、棒状の部分に毛が生えているわけじゃないので無理があります。
玉状のものもありますし。
チン毛とはどこからどこまでを言うのか
男性の場合はIラインと一言では言えません。
では、なんというか?
メンズの脱毛クリニックなどの表記を見ると「陰茎部」のようです。
竿とか玉とかの一式のことを陰茎部。納得。
女性 | 男性 |
Vライン | Vライン |
Iライン | 陰茎部 |
Oライン | Oライン |
こうですね。
で、チン毛ってどこ?という話。
一般的に「チン毛」と言えばVライン(のように見えるところ)、プラス「陰茎部」のことで良いと思います。
ただ、脱毛や除毛に関して「チン毛の処理をどうしよう」という文脈で「チン毛」が語られる時に限っては「陰茎部」のことを指すはずです。
だって、Vラインなんて適当に処理できますから。
カミソリでもひげそりでも、ブラジリアンワックスでも好きなもの使って、好きなように処理できます。ギャランドゥとか。
ただ、陰茎部に関しては形状が複雑だったり皮膚が柔らかくたるんでたりして、「チン毛ってどうやって処理すんの?」という悩みにつながると思うんですよね。
ということで、この記事では「チン毛=陰茎部(竿とか玉とか一式)」として説明を進めます。
あ、一応VラインとOラインついても書いておきます。簡単な話で終わるので先にさらっと。
その後でチン毛に深入り。
Vラインの処理
場所的にどんなやり方でも処理可能です。
短くしたい場合
ただ短くしたい人は、ハサミでもバリカンでもお好きに。
毛の切断部がチクチクするのが気になる人はヒートカッター。
ヒートカッターは短くするだけで、無毛にする器具じゃないので注意。
毛の範囲(形)を変えたい場合
バリカンの短いやつ(五厘刈り)かカミソリ。
ひげ剃りのシェーバーでも可。
要は、毛の根元まで切れる(剃れる)やつならOK。
最近は男性用のムダ毛処理グッズもある。
無毛にしたい場合
完全にVラインを無くしたい人や、Vラインの形を変える際に剃った部分が伸びてチクチクするのが嫌な人。
ブラジリアンワックスか除毛クリームの2択。
基本的にブラジリアンワックス。多少、毛を抜く痛みに耐える必要はあり。
痛みが苦手な人は除毛クリーム。ただ皮膚が弱い人は不可。
自己処理が面倒な人
短くしたいとか、形を変えたいとか、いずれの場合でも「毎月の処理の手間を無くしたい」という人はもう脱毛クリニックへGO。
男性専門で、かつ医療脱毛をやっている信頼性の高いクリニックはゴリラクリニック。
脱毛サロンとか色々あるけど、ゴリラクリニックにしておけば問題なし。
総合的に評価して現状メンズ脱毛するならここ一択だと思います。
Oラインの処理
Oラインの選択肢はだいぶ限られます。
尻の割れ目に刃物は危険なので、手間とか難易度とかいろいろ考えても、除毛クリームかブラジリアンワックス(脱毛ワックス)のどちらかです。
基本は除毛クリームでOK。
皮膚が薬剤に弱いという人だけブラジリアンワックス。
月1〜2回自分で処理する必要があるので、それが面倒だという人は脱毛クリニック。以上。
それ以外無し。
ちん毛・たま毛の処理
さて、お待たせしました。
どう処理したらいいのか悩む、陰茎部についてです。
先に書いた2択。
- ボディグルーマー
- 脱毛クリニック
これに行き着く理由を説明します。
▼ボディグルーマーはこういうの
取り敢えずこのがあれば「チン毛・玉が毛ウザい」は解消できます。
チン毛の神器です。
直接肌に刃が触れるものは全て使えない
ムダ毛処理系の情報を見るとだいたい出てくる「剃る系のやつ」は全部ダメです。
- T字カミソリ
- 眉剃り
- 電動マユシェーバー など
これは肌がちゃんとピンと張っている場所にしか使えません。
実際に失敗した経験がある人も多いかもしれませんね。
一応肌ガードみたいなものがついていますが、あれは「横滑りで切れないように」とかそういう目的のもの。玉袋は切れます。
カミソリがダメなら電動のマユシェーバーならいけるか?と思ってためしてみたことがありますけど、これもだめでした。
▼マユシェーバー
これも肌に直接刃あたる形状なのでダメでしたね。
どんなに頑張って玉や竿の皮をピーンと張ってやっても絶対血がでます。でなくてもヒリヒリする。
で、ムダ毛処理の途中で断念してパンツを上げてむなしい気持ちになりますので辞めましょう。
ヒートカッターはそもそも長さ調整にしか使えない
ヒートカッターとは熱で毛を切ることで、切断面が丸くなるのでチクチクしないよーというものですね。
これは長さ調整に使うものなので、毛の根元の方まで短く切ることができません。たぶん頑張っても5mmとか残ります。
しかも、熱で切るものなので一気にたくさんの毛の処理はできません。
「数本掴んでプチ、数本掴んでプチ・・」みたいな。日が暮れます。
抜く系もだめ
毛を抜くのも陰茎部には向いていません。
- 毛抜き
- ブラジリアンワックス
陰毛はそもそも太くて抜くのが大変なのに合わせて、皮膚にテンションがかかっていない部位なので危険です。
試しに1本抜いてみたらわかります。
絶対痛いですし、痛いというよりもはや怪我。
除毛クリームも薬剤が密着しないので難しい
切ったり抜いたりが出来ないなら除毛クリームはどうかと思って試してみましたが、上手くいきませんでした。
チン毛以外の部位に関しては除毛クリームなかなか使えるんですけどね。
除毛クリームがなぜ使えないかと言うと、理由は2つ。
- デリケートゾーンには使えない
- クリーム(液)が毛に密着しないので除毛されない
まず、除毛クリームというのは毛を溶かす薬剤なので、ある程度刺激があります。
なので、皮膚が弱い部分とか粘膜部分に塗るのは危険。
チン毛処理の場合においては先っちょが危険地帯です。
クリームが触れないように上手くやれればいいですが、あんまりおすすめは出来ません。。。
また、除毛クリームというのは10分くらいかけてしっかり毛に薬剤を浸透させないと除毛が出来ません。
腕とか脚とかギャランドゥとかは、クリームを厚めに塗っておけば毛がクリーム内に埋もれている状態を維持できるので除毛できます。
ただ、チン毛周りってクリームや液がちゃんとつかないんですよね。
何と言うか「クリームが肌に乗っからない」という感じ。
これだと薬剤が毛にうまく浸透しないので、全然除毛されないんです。
で、クリームを多めに塗ってみるとボタボタと床に白いクリームが落ちてしまう。
ちなみに美容院でカラーやブリーチをするときは、薬剤の浸透を助けるためにサランラップを巻きます。
これ確かにサランラップで薬剤と毛が密着するようにすると効果があります。
例:腕に除毛クリーム→サランラップ貼る→めっちゃ除毛される
チン毛にも試してみたんですが、チンコはなかなか上手くラッピングできません。(ラップがキレイに張り付かない)
こういった理由で除毛クリームも断念しました。
ちなみにケツ毛処理に関しては除毛クリームめちゃくちゃすすめです。
2週間に1回くらいやれば超快適です。

ボディグルーマーが優れている理由
最終的にたどり着いたのがボディグルーマー。
グルーミング用のシェーバーです。
なんでグルーマーがいいかと言うと「刃が直接肌に触れないから」です。
上に書きましたが、刃が直接肌にあたるものは肌が切れるので玉に傷です。
カミソリもそうですが、バリカンのアタッチメントなしとかもダメ。
0.5mmのアタッチメントが付いているグルーマーを使ってみたら最高でした。
0.5mmのアタッチメント(スキンプロテクター)が肌に直接刃を触れさせず、かつ最大限短く毛を処理できるものです。
- アタッチメント無し→玉が切れる
- 普通のアタッチメント→毛が長く残る
この瀬戸際を責められるのがグルーマーです。
これが肌に刃が当たってそうで当たってない絶妙なギリギリライン。
何度が使いましたが、全然肌が傷つきませんし、十分満足出来るレベルの毛の長さ(ほぼゼロミリ)に処理できます。
眉シェーバーとかよりパワーがあるので、時間もかからないしとても良い。
ボディグルーマーって実はチン毛処理のために開発したんじゃね?ってくらいです。
てか、たぶんそうです。使ってみるとわかります。
マジで主人公がついに神器を手に入れてパワーアップみたいな感じになります。
カッコいい。
あと使ってみて「なるほどな」と思ったのが、前後方向に処理できるところ。
T字を引く方向も押す方向もどっちも刃がついてる。
これで細かい部分とかも苦労せず処理できます。
ボディグルーマーのデメリット
ほぼ文句がないのですが、あえてデメリットを上げるとすれば完全にゼロミリ(無毛)にはならないということくらい。
これはもう仕方がありません。
自己処理で無毛を目指すと引き換えに玉袋を負傷するので無理です。
どうしても無毛がいいという人は、もうクリニックで脱毛をする以外は手段がありません。
毛がウザい!邪魔!という感じ人はグルーマーで十分満足できます。
ツルツルがいい!という人は気合入れて脱毛クリニックへどうぞ。
あとは、脚毛とか広範囲の部位を処理するときは、グルーマーよりバリカンとかパワーあるものの方がいいかもという感じ。
もちろんチン毛以外も処理できるので、全身グルーマーでやってもいいですが、部位によってバリカンやカミソリと使い分けてもいいですね。
チン毛・玉毛処理まとめ
パナソニック以外にもグルーマー商品はいくつかあります。
直接刃が触れないものを選んでおけばOK。
0.5mmとかのアタッチメントやプロテクターがついているものですね。
あと、充電式とか電池式とかその辺はお好みで。
玉毛スッキリすると気持ちいいですよ。
