風邪でも筋トレをしていいのか?風邪薬は副作用に気をつけてトレーニングしたい

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風邪でも筋トレをしていいのか?風邪薬は

出来るだけ毎日筋トレをしたい人にとって、風邪などの体調不良によってトレーニングを休むことが不安になったりします。

結論から言えば別に風邪だろうが本人が大丈夫だと判断したら筋トレしてもいいです。

あとは、風邪とどう付き合うかの選択しだい。

  • 思い切って筋トレを休む
    早く治して早期のトレーニング再開を目指す
  • 筋トレを休む期間をつくらずやりながら風邪を治す
    休まないが効率が悪い状態が続くし完治までも長引く可能性

どっちが良いか?の答えはなくトレードオフ(どっちを選ぶか)になります。

風邪のときに筋トレしていいのか

風邪をひいている時は筋トレは休んで安静にしておきましょう。

これが一般論ですし模範解答です。

そりゃあ体調不良なら休んだ方がいいに決まっています。ただ、そんな休んだ方がいから休むという判断が出来るほど現代人は暇ではありません。

実際、風邪を引いたぐらいでは仕事は休みませんし、気合い入れて遊びにも行くでしょう。

つまり、〇○してはいけないと言う主張をするのであれば、「しない方がいい」ではなく「してはいけない」という明確な理由・論理・理屈が必要です。

で、「風邪の時は筋トレをしてはいけない」なんて理屈は当然ありません。

と言うか風邪自体がそもそも病気として明確に定義されてるわけではありませんので、風邪だから~という言い方は出来ません。

風邪とは呼吸器系の炎症の症状のこと。医学的には「風邪症候群」と呼びます。
原因や症状も様々で、ハッキリ理由は分からないけど鼻水が出たり咳が出たり熱が出たりするような症状のことを、便宜的にまとめて「風邪」と呼んでいるだけです。

ここまでの理屈で、風邪だけど筋トレしたい人に、対する回答は以下。

  • 出来ると思ったらやればいい
  • しんどかったら休めばいい

自己判断でどうぞ。

これが現時点での正解に近い回答なはずです。

風邪薬は筋トレに影響があるのか

【指定第2類医薬品】新コンタック かぜ総合 24カプセル

筋トレをするしないは自己判断でどうぞと回答をしました。

続いては「じゃあ風邪薬は飲んでても大丈夫か?」を考えていきます。

風邪薬の有効成分はたぶん問題ない

風邪薬の風邪の諸症状に対する効果なのでたぶん問題ないです。

問題ないといいいますか、風邪薬を飲む目的としている風邪の症状に対する効果と、筋トレはまったく別軸の話なので、特に議論の余地はないかなと思います。

それより、筋トレをするにあたって影響を考えるのは副作用で体に出る影響です。

副作用が気になる

個人的に気にした方がいいと感じるのは風邪薬の副作用です。

風邪薬の副作用

  • 眠気
  • 倦怠(けんたい)感
  • 下痢
  • 体のかゆみ

集中力がなくなるからフリーウェイトは避けた方がいいと思います。

副作用の出方は個人差がありますし、その時々にもよりますが、副作用として倦怠感が出る可能性は明記にあるわけです。

薬の副作用で頭がおかしくなっている可能性があるなかでフリーウェイトは危険です。

万が一の時に事故らないように、マシンかダンベルでの筋トレがおすすめ。

この眠気系の副作用の怖いところは、頭がおかしくなっているので自分が頭がおかしいことの自覚が無いことです。

酔っ払いが「酔ってない」と言うのと同じ。

自分では大丈夫だと感じていても、実は全然だいじょばない可能性もある。

そのことを頭の片隅に置いて筋トレしましょう。

風邪を早く治すために

中途半端に筋トレするよりは、思い切って休んで最短で回復し、最短で筋トレ復帰させた方がロスが少ないかもしれません。

なるはやで風邪を治すために工夫出来そうなものを紹介。

風邪のときに飲みたいサプリ

マルチビタミン・ミネラル

基本のマルチビタミンミネラルですね。

もし飲んでない人がいたら絶対飲んで欲しい。

僕は基本毎日飲んでいて、体調不良の時だけ1.5~2倍量とってます。

グルタミン

トレーニー界隈で風邪対策、風邪予防のサプリと言えばグルタミンです。

簡単にいえば、腸の栄養になるので内蔵が元気になって免疫力も上がるみたいなやつです。

ハードなトレーニングをする人は、日頃から体に負担をかけ続けているので、一般の人よりも体調を崩しやすかったりします。

トレーニングも健康ありきですので、普段から体調管理目的でグルタミンを常用している人も多いです。

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食事は内蔵への負担をかけないように

「風邪に効く食べ物はこれ!」みたいなものは特に無いと思ってます。そんなもので治るなら最初から風邪ひかないっていう。

さて、筋トレしてる人が風邪の時にとりたい食事内容。

なるべく内蔵に負担がをかけないように必要なカロリーを摂取する。

風邪をひいているときの体は風邪菌をやっつけるのに忙しいわけで、なるべく食べ物の消化とか余計なものにエネルギーは使いたくない。

人によっては内蔵を休めるために、一切食事をとらないのが良いと考える人もいるくらいです。

ただ、カロリーをとらないと筋肉が落ちるのが怖いので最低限必要なカロリーはとりたいです。

避けたい食事

  • 揚げ物や消化が悪そうなもの
  • 香辛料などの刺激物
  • アルコール など

悪そうなものだけ避けて、あとは普通に食べられる分食べる。もし食欲なかったら飲み物でカロリーを摂取すればいいですね。

筋肉を維持出来るだけの栄養はとっておきましょう。

場合によっては風邪薬を飲まない方が早く治る

風邪薬は風邪という症状を緩和させる薬であって、風邪という病気を直す薬ではありません。あくまでも、くしゃみ・鼻水・頭痛など風邪の諸症状を抑えるだけです。

体の内部では今もウイルスが元気に増殖中です。それでも数日程度で風邪は治ります。それは、体の免疫機能が働いて自然治癒しているから。

風邪薬は体の免疫機能を止めてしまうことになるよね

「せき」「鼻水」「熱」などは全て体の防衛反応です。一生懸命ウイルスを体の外に排出しようとしている状態です。
こういった免疫機能を風邪薬で止めてしまっているということです。

風邪薬で症状が楽になったからといって無理をすると、結果として風邪が長引く原因になりかねません。

むやみに熱を下げるもよくない

解熱が分かりやすい例なんですが、熱が出るということにも理由があります。体内ではウイルスと白血球が戦っている状態です。 
敵であるウイルスは熱に弱い性質のため、体温を上げることで白血球に有利な環境にしているのです。

これを薬で解熱するということは、わざわざ敵であるウイルスに加担してしまっていることになります。微熱など我慢出来る範囲であれば体温が高いままにしたほうが、進撃の白血球がウイルスを駆逐してくれます。

昔から「暖かくして寝ろ」と言うのはこのことです。

薬は人体にとって異物

風邪薬に限らず「薬」というものは、病気には効きますが人体にとっては異物であり出来ればとらない方がいいもの。
薬が内臓に触れただけで体内では出血が起こることもあるそうです。

だから用法用量で「(胃袋へのダメージを軽減するために)食後に飲め」となっていたりします。

抗生物質で風邪は治らない

病院で抗生物質を処方されることもあります。抗生物質は風邪薬のように症状の緩和目的ではなく、病気の原因である細菌を直接やっつけてくれるものです。

しかし、抗生物質では風邪は治りません。ほとんどの風邪は「ウイルス性」であり、「細菌」をころす抗生物質では効き目が無いのが現状です。

ウイルス性の病気で有名なのがインフルエンザ。

インフルエンザのように、感染した細菌の種類がハッキリわかるものであれば、それに対する抗生物質を処方すれば良いのですが、風邪は不特定多数のウイルスに感染するものなので対処方法がありません。

今のところ風邪に対しての抗ウイルス薬は残念ながらありません。つまり、現代医学では風邪を治す薬は無いということです。

病院に行ってしまう

忙しい現代人にとって、風邪くらいでいちいち病院に行ってられないと思うかもしれません。

ただ、どうせ薬を飲むなら市販の風邪薬よりも絶対に病院で医師に診断・処方してもらった方がいいです。

病院の薬の方が、薬による効果と体への負担(悪影響)とのコスパがいいです。最小限の負担で最大限の効果みたいな。

筋トレと風邪まとめ

仕事と違って筋トレは自己完結なので自己判断です。

別に休んだところで誰に迷惑をかけるわけでもないので。

風邪でも無理やり筋トレをするのであればしてもいいし、治してから全力で筋トレしたい人は治すのに専念した方がいいし。

正解不正解の問題でなく、性格的にどっち派かだと思います。

僕は無理するのつらいので休む派です。

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