【粉飴(マルトデキストリン)】筋トレでのエネルギー補給やカロリーアップに

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粉飴マルトデキストリン

なかなか筋肉が大きくならないので粉飴を飲み始めました。

運動や筋トレに関してはプロテイン(タンパク質)が重要だとよく言われます。

確かに、体づくりにはタンパク質は必要不可欠ですが、合わせて炭水化物を摂取しなければ筋肉は成長しません

また、運動中のエネルギー源としても炭水化物が重要 になります。もし運動時にエネルギーが枯渇してしまうとカタボリック(筋肉が分解される)に陥ってしまいます。

運動中や運動後の回復時に必要なエネルギーを摂取することが大事なのですが、それを手軽にできるのが粉飴(マルトデキストリン)です。

刃牙にも14キロの砂糖水を飲むシーンが出てきますが、あんな感じです。(たぶん22巻190話くらい?)

筋トレ中のエネルギー不足や、バルクアップに悩んでいる人は試してみるといいかも。

粉飴(マルトデキストリン)の成分と効果

化学(ばけがく)な話はかなり省略して、なんとなくのイメージがつかめる説明だけ書きます。

マルトデキストリンとは

マルトデキストリン(Maltodextrin)は、食品添加物として用いられる多糖 である。デンプンの部分的な加水分解によって作られ、クリーム色の吸湿性の粉末となる。マルトデキストリンは消化しやすく、グルコースと同じくらい速く吸収される。程よい甘みがあり、匂いはほとんどない。天然のソーダやキャンディを作るのに用いられる。wikipedia 

ポイントは多糖 というところですね。

  • ブドウ糖→単糖
  • 砂糖→二糖
  • マルトデキストリン→多糖

この辺は化学の話になってしまうので詳しくは書きません。取り合えず、糖が1個だと単糖類で、2つだとニ糖類で、たくさんつながっているのが多糖です。これらを総称してるのが糖質(炭水化物) ということです。

カロリーは100gで約388kcalと、砂糖とほぼ同じになっています。

吸収が早い

ブドウ糖のような単糖類や、砂糖のような二糖類に比べて分子が大きいため、水に比較的多量に溶かしても、その浸透圧を低く抑えることができます。そのため、胃から腸への移行と腸からの吸収が速く、運動前やハーフタイムなど時間の無い時に糖質をまとめて摂取できるのが特徴です。また、運動直後に摂取すると、筋グリコーゲンの素早い回復に効果があります。 引用:SAVAS

マランソンランナー・自転車競技・球技など、競技中にドリンクを飲んでいるシーンを見ることがありますよね。あのスペシャルドリンクの中におそらくマルトデキストリン使ってる選手も多いはずです。

成分は糖質のみ

タンパク質やミネラルなど他の成分を含みません。

たとえば、炭水化物(エネルギー)を摂取したいときにご飯やパンを食べると、同時に塩分も取り過ぎてしまったりします。純粋にエネルギー源(カロリー)だけを摂取 できます。

甘さが砂糖の3分の1〜4分の1

これにより、たくさんカロリーを摂取しやすいです。バキみたいに果糖を大量に入れたら気持ち悪くて飲めません。よって同じ甘さの飲み物をつくるときに砂糖の代わりに使えば高カロリーなエネルギーが摂取できる。

余談ですが、ゼロカロリーの甘味料は砂糖の数百倍の甘さがあります。よって、使う量を極端に少なくできるのでほぼゼロカロリーにできるんですね。粉飴はこれの逆だと思っていただければ。

粉飴とは

マルトデキストリンは様々なエネルギー補給用のサプリに含まれています。

▼運動中のエネルギー補給用ゼリー

▼マルトデキストリン単体で売られているもの

▼粉飴

つまり、どれも成分的にはマルトデキストリンなのですが、スポーツ用で商品化されているか、粉飴の用に業務用みたいな売られ方をしているかの違いです。

同じマルトデキストリンを摂取するなら粉飴が圧倒的に安い ので、自分で粉飴でドリンクを作った方が良いじゃん ということで、トレーニー界隈では皆さん粉飴を使っているということです。

治療食にも使われる

食事を多くとれないけれども、エネルギー(糖質)が必要な患者さんの治療食として利用されているそうです。

水には簡単に溶けますし、砂糖ほど甘くなく、味はしないので使い勝手が良いんでしょうね。流動食やドリンクに入れたりしてると思います。

ハードな運動をした時は健常者の体も一時的に体力が低下してますので、回復のために粉飴でエネルギー補給するというのは同じような考えですよね。治療とは違いますが。

粉飴は危険?健康に害はある?

粉飴のように、粉末状のサプリ的なものだと健康になにか悪い影響があるんじゃないかと心配される方がたまにいます。

普通にただの糖質なので心配する必要はありません。

医療食にも使われるものですし、ただの糖質です。

もし粉飴を危険視するのであればご飯もうどんも食べられません。

逆に、粉飴で健康被害が出たという事例があったら知りたいので是非コメントが問い合わせから教えて頂きたいです!

粉飴の使い方

運動中のエネルギー補給に

あくまでも長時間の運動やハードなトレーニングをする人向けです。

運動中に水やスポーツドリンクを飲んでいる人は、マルトデキストリンを使ってオリジナルスポーツドリンクを作ってみてはいかがでしょう。

エネルギーの枯渇によるトレーニングレベルの低下を防ぎ、カタボリックによる筋肉の分解も抑えられるかもしれません。

ドリンクの作り方はすみませんが、競技や個人の違いでそれぞれだと思いますので自分オリジナルで考えて作ってください。BCAAを混ぜてみたりとか。

バルクアップ目的

運動直後のエネルギー補給です。

筋トレしたらプロテインみたいに勘違いされている方が多いのですが、筋肉つけたければ筋トレ後は炭水化物+タンパク質 です。

ボディメイクでも、タンパク質はあくまでも日常的に摂取トレ後は積極的に炭水化物 です。ハードなトレーニング後にしっかり米などを食べられる人はそれで良いです。

ただ、トレ後は筋肉に血液が回っているので内臓の働きがにぶく、食事をするのが気持ち悪かったりします。あと、トレ後に帰宅して米炊いて・・・とやっていると栄養補給が遅れてしまいますよね。

そんな時は、粉飴とプロテインを一緒に 流し込めば簡単です。粉飴は30〜60gくらいで良さそうです。体格や目的によって調整してみてください。

トレから帰宅したら、米炊いて肉焼いてブロッコリー茹でて待っててくれる彼女が入れば粉飴いらないんですけどね!

粉飴まとめ

粉飴を買うなら入れ物を用意した方がいいかも。僕はたまたま持ってたコーヒー豆いれるやつに突っ込んでます(トップ画に載せているものです)。

  • エネルギー不足を感じている人
  • トレ後に炭水化物不足で筋トレ無駄にしてる可能性がある人

使ってみるといいことあるかもしれません。

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