エアロバイクって代表的な有酸素運動の1つですよね。ジムで皆やってます。
で、自宅でエアロバイク運動をしたいけど、わざわざエアロバイクを買うのもお金かかるし、場所とるし微妙・・という人。普通の自転車で代用できる方法があります。
ロードバイクなど自転車競技の室内トレーニングに使うローラー台というものがあります。
テレビで競輪選手などのトレーニング風景を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
ああいったものが市販されているので、今持っている自転車で使えば室内でエアロバイクが出来ます。
商品によってはレース用自転車でなく、シティサイクルやママチャリでも使えます。
ただ、結論としては無理に自転車をフィットネス用にするよりは、専用のエアロバイク等を用意した方が満足感は高そうです。
自転車のローラー台の種類と予備知識
商品選びを間違わないように簡単に予備知識です。
ローラースタンドの役割
ローラースタンドの役割は2つ。
- 自転車を立たせてペダルをこげる状態にする
- 負荷をかける
市販のママチャリについている自転車スタンドは「立たせてペダルこぐ」は出来ますが、「負荷をかける」が出来ないのでエアロバイクとしては使えませんね。
ローラー台は「自転車の立て方」と「負荷のかけ方」で種類が分かれます。
種類は大きく2種類
まず、自転車の立て方で大きく2種類に分かれます。
- 固定ローラー
- 3本ローラー
3本ローラーは競輪選手などがトレーニングで使っているやつ。
▼こういうの

市販品もあります。
3本ローラーはロードレースなど本格的なトレーニングをする人が使うものなので、エアロバイクという漢字ではありませんね。
エアロバイク感覚で使うなら固定ローラーになります。
▼固定ローラー

固定式の台に自転車の後輪をセットしてトレーニングできるタイプです。
3本ローラーと違ってコンパクトなので、これなら室内にも置きやすいです。
この固定ローラーですが、負荷のかけ方がいくつか種類があります。
固定ローラーの負荷のかけかたは3種類
負荷のかけ方(負荷をかける場所)。
- タイヤドライブ
- リムドライブ
- ダイレクトドライブ

基本的には「タイヤドライブ」。
ローラーにタイヤが設置する形になっていて、負荷がかかる仕組みです。
「リムドライブ」はリム部をローラーで挟んで負荷がかかります。
タイヤが接しないため、タイヤの摩耗を防げるメリットがあります。
レース用自転車などタイヤの摩耗を気にする人はリムドライブを使うといいでしょう。
「ダイレクトドライブ」はタイヤの軸部分に直接負荷がかかる仕組み。
これはタイヤを外して、ローラー台に取り付けるのでママチャリなどには使えません。
一般的な自転車をエアロバイク化できるローラー台は?
ローラー台は基本的にはレース用自転車のためにあります。
ですので、一般的な自転車用というものは存在しません。
マウンテンバイクやクロスバイク用というものもありませんね。
固定ローラーのタイヤドライブかリムドライブを選んでおけば、一番幅広く対応しているでしょう。
タイヤの軸回りなど、取り付け部分に邪魔になる部品などがなければ使えるはずです。
あとは値段とかサイズ・収納性などで選んでおけば大丈夫です。
ローラー台でのエアロバイク化の注意点
タイヤのインチサイズ
ローラー台は対応するインチサイズの記載があります。
26〜28インチなど。
所有している自転車に対応しているものを選んで下さい。
ローラーが使用できる形状であるかを確認する
内装変速(ギヤチェンジね)や電動アシストの自転車はローラー台を使用できない場合があります。
ローラー台はタイヤの軸部分にセットするので、その周辺に何かしら部品などが付いている自転車の場合は使用できないかもしれないということ。
購入前に保有している自転車と、ローラー台の仕様を確認してください。
もしよくわからない場合は、念のため返品可能な商品を選ぶなどで対処しましょう。
騒音対策のための静音性を考える
室内で使う場合は特に音が気になります。
1つめはローラー自体の転がり音。
製品によりけりなので、口コミを参考にするなどして許容できる音の商品を選んで下さい。
2つめは床に設置するので、床に伝わる音や振動。
気になる場合はゴムマットを敷くなどで対応できます。
これは後からでも対処可能なので、実際に使ってみて気になった場合だけマットを敷けばいいです。
ローラー台まとめ
- 運動したいけどジム通いは億劫
- 室内で運動したい。人に見られたくないし。。。
- 夜道をママチャリで運動するとか変態
- エアロバイクは料金的にも部屋のスペース的にも厳しい
- 痩せたい気持ちとママチャリだけは持っている
こういう人はエアロバイク化して運動してください。
と言っても、ローラー台もまぁまぁな値段するので、普通にエアロバイク的なもの買った方が早いかもしれません。。。