抑肝散(よくかんさん)で食べたいイライラを抑えてダイエットを効果的に

抑肝散(よくかんさん)で食べたいイライラを抑えてダイエットを効果的に 食事・栄養

漢方薬で痩せやすい体質に体を導くことはできます。

ですが、漢方薬は「飲めば痩せる」ものではありません。

漢方薬は、体のバランスを整えて、不調を取り除くためのものです。

決してダイエットを目的に作られたわけではありません。

ですが、ダイエットのための食事療法や運動と併用することで、漢方薬はダイエット効果を促進してくれます。

ここでは、痩せるための大敵「食べたいイライラ」を抑えるために効果的な漢方薬「抑肝散」の特性についてご紹介します。

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ストレスは太る原因になるのか

ストレスで本当に太るのか

誰でも知っているように、食べ過ぎれば太ります。

「わかっていても、ついつい食べすぎちゃう私って、自制心が無いのかな?食いしん坊なのかな?」

ですが、食べ過ぎは自制心の欠落が原因では無いかもしれません。

実は、私たちを取り巻くさまざまな「ストレス」が食べ過ぎを招く原因になっている場合もあるのです。

仕事や人間関係などストレスの種類はさまざまですが、慢性的なストレスは血糖値を不安定にします。

強いストレスを感じている人は、血糖値が上昇し、糖尿病の発症確率も高くなることが、ドイツのミュンヘン、ヘルムホルツセンターの調査で明らかになっています。

ストレスを感じると、交感神経が活発になり、グルカゴンやアドレナリン、甲状腺ホルモンなど多様なホルモンが分泌されます。

そういったホルモンの分泌により、血糖値が上昇しやすくなるのです。

過剰なストレスにより分泌量が増えるコルチゾールも、血糖値を上昇させます。

血糖値の上昇は様々な健康問題につながります。

その一つが肥満です。

健康な状態なら、食べ物を食べて血糖値が上がれば満腹を感じます。

そして血糖値が下がると空腹になります。

しかしストレスのために、血糖値の高い状態が続くと、このシグナルが正常に働かなくなってしまい過食を引き起こし、肥満につながっていくのです。

十分食べても、もっと食べたいという欲望の背後には、血糖値を不安定にして過食を引き起こす、「ストレス」が存在しているかもしれません。

食べ過ぎを止められないという悩みをお持ちの方は、自分が感じているストレスを取り除くことをおすすめします。

運動習慣や入浴・アロマなど、ストレスを解消するための方法はたくさんありますが、漢方薬もストレス対策の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

七情と精神ストレス

七情と精神ストレス

古代の中国医学では、「正気」=体の抵抗力が、「邪気」=病気の原因に負けると病気になると考えられていました。

邪気は、身体的なものだけでなく、精神的なものも含みます。

古代中国医学では、怒り・喜び・思い・憂い・悲しみ・恐れ・驚きの7つの感情を「七情」と呼び、この7つの情緒的変動が、あるレベルを超えた場合に、疾病の発生につながると考えられているのです。

それぞれの感情は、五臓(肺・肝・心・脾・腎)と関係しているので、例えば怒りが激しいと「肝」、思い悩みすぎると「脾」など特定の五臓を痛めて不調を招きます。

7つの感情が急に変化したり、強過ぎたりすると病気を招く「内因」になるのです。

つまり内因は現代的に言えば「精神的ストレス」。

精神ストレスが体の不調を招くということを古代の医学はすでに知っていたのですね。

こうした観点に立つと、ストレスが原因の「肥満」対策には、漢方薬のアプローチが有効と言えるでしょう。

痩せることを妨げているストレスを改善して、過食を防止するのに有効な漢方薬の1つに「抑肝散」が有ります。

抑肝散の特徴・効果

抑肝散の特徴

抑肝散は、「肝」の高ぶりを抑える働きがあると言われています。

「肝」とは何を指すのでしょう?

漢方でいう「肝」の主な働きは次のようなものです。

  • 血液を貯蔵し、全身に流れる血液の量をコントロールする
  • 精神を安定させる
  • 自律神経の働きを調整して体調を整える

感情面では「怒」の感情と関係が深いとされています。

そのため、漢方では「肝(かん)」が高ぶると、神経が過敏になり、怒りやイライラ、気持ちの焦りが現れると考えられています。

「抑肝散」はまさにこの「肝」の高ぶりを「抑える」と名付けられた通りの漢方薬なのです。

古くから気の巡りをよくする「理気剤(りきざい)」の代表的な薬として知られています。

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女性特有のストレス太りにも抑肝散

女性特有のストレス太りにも抑肝散

肝の不調で自律神経が乱れると、月経異常や貧血なども現れやすくなります。

そのため抑肝散は「血の道症」とよばれる女性ホルモンの変動に伴って現れる体と心の症状へ対応する漢方薬としても使われます。

いわゆる「月経前症候群」への効果が期待できるのです。

黄体ホルモンは、女性特有のホルモンで、妊娠すると分泌量が急増し、母胎を守ってくれる働きを持ちます。

妊娠していない女性でも生理前になると分泌されます。

排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。

しかし、黄体期の後半には卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こします。

これが月経前症候群の原因と考えられています。

黄体ホルモンは脳内物質に影響するため、メンタル面に影響します。

月経前症候群では、精神神経症状として情緒不安定やイライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害などが生じます。

そうした精神神経症状が月経中の過食を引き起こしてしまうのです。

月経時の過食が原因で、ダイエットを挫折したという女性も多いはず。

そうした方にとって抑肝散は、効果的な漢方薬の一つになるでしょう。

抑肝散に配合される生薬

【第2類医薬品】抑肝散加陳皮半夏 エキス細粒 48包

漢方薬は、天然成分の生薬を複数組み合わせた多成分系の薬剤です。

含まれる生薬それぞれの薬効が協調して体の不調を整えます。

抑肝散には次の7つの生薬が配合されています。

  • 当帰(トウキ)
  • 釣藤鈎(チョウトウコウ)
  • 川芎(センキュウ)
  • 蒼朮(ソウジュツ)
  • 茯苓(ブクリョウ)
  • 柴胡(サイコ)
  • 甘草(カンゾウ)

「当帰」と「川芎」は血行を良くします。

「白朮」は余分な水分を取り去ります。

「茯苓」は尿の出をよくして水分の循環を促します。

「柴胡」は炎症を抑え、筋緊張をゆるめます。

「甘草」には緩和作用があります。

「釣藤鈎」には、興奮を鎮め震えを止める作用があります。

抑肝散と同じような作用を持つ薬に「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」があります。

抑肝散の処方に「半夏」と消化を整える働きのある「陳皮」を加えた漢方薬です。

抑肝散の有効成分

漢方で使用される植物に含まれる有効成分は、科学的な裏付けを持ちます。

抑肝散の場合は、釣藤鈎に含まれる、セロトニンが効果の中心と考えられています。

セロトニンは、精神の安定や睡眠に深く関わっている神経伝達物質です。

セロトニンが不足すると、ネガティブな思考になるばかりか、内臓の働きや代謝が低下します。

代謝の低下という点も、ダイエットにとってはデメリットになります。

心身を安定させ、痩せやすい体質を作る為にセロトニンは不足しないようにすることが重要です。

過度なストレスが生じると、大脳辺縁系に影響を及ぼします。

セロトニンが不足すると大脳皮質が過剰に働き、ストレス反応が大きくなります。

その為、ストレスにうまく対処できず、衝動的、悲観的になったりして精神が不安定になります。

一方、脳内のセロトニン神経が活性化して、セロトニンの分泌が増えると、大脳辺縁系の活動が安定して、適度にリラックスした平常な状態になるのです。

ストレスにうまく対応する為には、セロトニンの分泌が重要な鍵を握ります。

セロトニンの分泌促進には生活リズムの改善や食習慣の改善も有効ですが、抑肝散を取り入れてみるのもおすすめです。

まとめ

痩せる為には、食事コントロールが重要です。

ただ、食事コントロールを阻む過度な食欲は、ストレスが原因かもしれません。

そうしたストレスを抱えるダイエッターのサポート役にぴったりの漢方薬が抑肝散なのです。

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