トレーニングジムやフィットネスジムでどんな靴を履けばいいのか?
ジムや運動をこれから始める初心者の人であれば、一般的な運動靴で全く問題ありません。
要は何でもいい。
ただ、ジムでどんな種目・運動をメインにするか決まっている人や、よりハイレベルなトレーニングを目指す人になると、よりその運動に適したシューズを選ぶ場合もあります。
基本的にこんなシューズの種類・選び方がありますよーというのをまとめてみますので参考にどうぞ。
ジム初心者は一般的な運動靴でOK
正直、ランニングシューズとかスポーツシューズというカテゴリのものであれば何でもいいのですが、一応こういう選び方もあるというところを。
最低限、足に合うかどうか
初心者の場合は、靴の機能がどうこうよりは、自分の足型にあうかどうかで選ぶことをおすすめします。
主に、足の幅・甲の高さが合っているかどうかですね。
同じサイズでも足型が違うと、履いた感覚が全然違います。
普段履きの靴であればそれほど気にはならないかもしれませんが、運動時には足に合っているかどうかがパフォーマンスに大きく影響します。
例えば、僕の場合は典型的な日本人型の幅広の足をしているので、横幅が広めにデザインされた靴を履くようにしています。
商品毎に形が異なる場合もありますが、メーカー毎によって基準となる足型がおおよそ決まっています。
僕のように広めの足型の場合は、アシックスやミズノ系を選べばだいたい大丈夫。
アディダスやナイキはオシャレですが、欧米型の細い足型が多いので選ばないようするという具合です。
もし、何年も運動靴をちゃんと選んだことが無い人であれば、実際にお店で試し履きをして決めましょう。
合わない靴だと、走っていて疲れたり、足が痛くなったりしやすいです。
あとは好きなデザインでいい
もちろん機能的な部分も大事ですが、トレーニングウェアは気分を上げるためのアイテムでもあります。
自分がカッコいいと思える・オシャレだと思える靴であればジムに通うモチベーションにもつながりますね。
結構ハデ目なデザインがテンション上がりやすいかも。
ジムであれば、カラフルなシューズでも全く周囲から浮くことはありません。
むしろ、全身が白黒のモノトーンとかだと地味に見られるくらいです。
せっかくなので、普段のファッションでは出来ないハデなシューズを履いちゃいましょう。
ジムで何の運動をするか決まってない人は球技用シューズがいいかも
個人的におすすめしたいのが、屋内用の球技用シューズ。
フットサルとかバレーとかバスケとかのシューズですね。
基本的に、靴の機能や作りはトレードオフの関係になってしまいます。
- ランニングに適した靴は、軽くて柔らかいけど、筋トレに使うには弱くて不安定
- 筋トレシューズは、固くてしっかりしているけど走りにくい など
これらを無難にオールマイティに使えるのが、球技用シューズです。
球技スポーツを考えればわかりますが、走る・跳ねる・力を入れて踏ん張るなど全ての動きに対応できるように作られています。
学校指定の運動靴もだいたいバレーシューズだったりしますよね。
今後、ジムに行って走ったり、ちょっと筋トレもしてみたいし、スタジオのレッスンもやってみたくなるかも・・・という人にはおすすめ。
球技用シューズにしておけば、何にでも使えます。
有酸素運動メインの人はレベル別で選ぶ
有酸素運動と言っても、走る人ですね。
ウォーキング〜軽いジョグレベルで考えてる人は、どんな運動靴でもいいです。
エアロバイクなんかクロックスでも出来ます。
※やっちゃダメですけど
ランニング用のシューズは、レベルが上がるに従って、よりクッションが薄く・軽くなっていきます。
ハイレベル・レース用のランニングシューズは、それに耐えうるだけの脚力や筋力も必要ですので、初心者は避けてください。
たぶん、足首とか膝とか壊します。
クッション厚めのものを選んでください。
ハイレベルなランナーであれば、この記事を見ていないはずなので詳細の説明はスルーします。
筋トレメインのシューズ
筋トレ、特にウェイトトレーニングをメインにしたい人。
底がフラットで硬めの靴を選ぶ
筋トレは重いダンベルやウェイトを持ち上げますので、それだけ踏ん張れる靴でなければいけません。
自分の体重だけで動いている場合は、普通の運動靴でも違和感はありません。
ただ、ここにプラス50キロ・100キロの重さが加わると、柔らかい靴だと結構グラグラして不安定です。
ある程度、扱う重量が増えて来たら、使う靴にも気を使った方がより効果的な筋トレが出来ます。
底が薄くて硬め、フラット(たいら)な靴の方がウェイトトレーニング向きと言えるでしょう。
ウェイトトレーニング用のシューズ・スクワットシューズもある
ここからマニアックなやつ。
世の中にはスクワットシューズなるものもあります。
高重量を扱えるように、ソールが固くてブレない、足のホールド性も高い、ついでにかかとが高めに設計されていてしゃがんでも足首の角度的に力が入れやすいようになってます。
普通の靴でフルスクワットのように深くしゃがみ込むと、かかとが浮いてしまったりします。
これを防ぐために、かかとが高めになってます。
ただ、なかなか高級なシューズになりますし、一般的なレベルでは必要が無いレベルの商品ですね。
少なくともバーベルスクワット100キロ越えてからで十分かなと思います。
裸足派・指の感覚が欲しい人
たまに裸足が好きな人もいますね。
素足の方が地面を指でつかむ感覚があるので、しっかり踏ん張れたり。
ただ、一般的なジムを裸足で利用するわけには行きません。
そんな人の為に、五本指のシューズもあります。
裸足派の人はこれ。
ジムで履くシューズまとめ
結論を言うと、やりたい運動に適しているシューズであれば何でもいいですね。
人によっては、有酸素運動用と筋トレ(ウェイト)用で2足を使い分けているくらいです。
あと、しいて言えば屋外用のシューズを屋内で使うと床を汚す(黒いのがつく)可能性があるので、ちょっと靴選びに気を使ってあげるとジム側として嬉しいと思います。
機能的にもデザイン的にも、トレーニングを快適にできるやつを選べば問題無しです!